2012年8月25日土曜日

完成上演済み脚本「ダンディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」Ver.2.01 4P目。

   「ダンディ・ジョーンズ」

ダンディ 俺の名はダンディ。ダンディー・ジョーンズ。冒険家だ。いや、冒険

野郎だ。今は南アフリカの某所にあるという、聖杯だか聖柩だか、ア

ークかなんかを求めて冒険中だ。こいつは超弩級の危険の匂いの香り

がプンプンするぜ。じっちゃんの名に書けてな。

 何かが動く音。「ガサリ」。

ダンディ ム!?さっそくおでましか。ゆっくり自己紹介もできやしない。

 ガンアクション。相手はゾンビだが、舞台上に出ないように工夫。

 ガンアクションは「バイオハザード」風。

 全員、倒す。

 最後に、標的なしで、一発撃つ。

ダンディ 残り3発。ジンクスだ。こういう家業だ。迷信や伝説もバカに出来な

いのでね。おおっと、そろそろ。でかい石でも転がって来そうな気分

だ。そろそろ、失礼させてもらうぜ。

 ダンディ、去る。

 ドアを開く音。「ガチャ。」

 「カウンセリング①」

 さえない男、ダンディがはけて場所と同じところから、後ろを見ながら入って来る。

 医者、入って来る。

医者 おまたせしました。

男  いえ、僕も来た所です。

医者 なんか、デートの待ち合わせ見たいですね。

男  え?

医者 ジョークです。

男  はあ。それじゃあ、映画にでも。

医者 今日はどのような?

男  …。

医者 何かお悩みのことが。

男  はい、それで来ました。

医者 お仕事のこと、ご家庭のこと、人間関係、お仕事のこと、まあ、いろいろ

とお見えになります。

男  あ、いえ、別に仕事のことじゃないんですよ。

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