2012年8月26日日曜日

完成上演済み脚本「ダンディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」Ver.2.01 38P目。

若い女  嬉しくない事はないんだけど、やっぱり死んじゃうわけだからさ、後々重荷になってくるじゃない?新しい恋人つくる時とか。

おっさん 以外とドライな女。

男    …。

おっさん まあ、カッコ良く死ぬのも難しいってことだ。

若い女  さっきそう言ったじゃない。

 医者、入ってくる。

医者   アイリーンはどうなったんでしょうね。

若い女  先生、元気ない。

男    すみません。でも、活躍したと思いますよ。

医者   そうですか。

おっさん しょげてるな。

医者   では、こちらも続きをしましょうか。富井さんも仕事の方へ。

男    あの。

医者   はい。

男    皆さんは、カッコ良いってどんなだと思います?

医者   いえ、ちょっと…。

若い女  そうね。仕草とか?

男    仕草?

おっさん お、仕草トークか?

若い女  カッコ良い仕草ね。

男    どんな仕草が良いですか?

若い女  そうね。朝、ヒゲを剃ってる所とか好きかな?眠たそうな顔をしてるの。

男    へェ。

おっさん 前の晩何があったんだろうな。

男    でも、かわいいですよね。それは。

若い女  あ、そうね。

男    じゃあ、富井さんは?

おっさん 俺か?俺はあれだよ。切り立った、切り立った崖を2人のタフガイが

登ってるんだが、ザックだかハーケンだかリュックサックが外れて、

ピンチに…。

男    それCMじゃないですか。

おっさん お、おう。

男    はあ。

若い女  以外と子どもね。富井さん。

おっさん おう。

男    先生はどうですか?

ボブ   家で、ホームバーかなんかで、シェーカーとか振ったらカッコ良いんじゃないかな。

男    ああ、カッコ良いですね。

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