ダンディ、銃を構える。
ピカロ おいおい、分かってるのか?2対1だ。こっちにはお前の大切な
メリージェーンがいるんだぜ。
ジェニファー ジェニファーよ。
ダンディ ジェニファー。俺と一緒なら死ぬのも恐くないだろ?
ジェニファー ダンディ。ちゃんと名前を呼ぶのはこう言うときばかりね。
ダンディ そこに惚れたんだろ?
ピカロ お前等、勝手に盛りあがるんじゃねえ。ダンディ!分かってるの
か?お前が撃てばその瞬間、この女の頭はズドンだ。そしてお前
はこいつ(アイリーン)がしとめる。
ダンディ 俺の方が早いさ。
ピカロ おい、ダンディ。映画なんかじゃ、一発撃たれたらワルモンは
死んでくが、あれはフィクションだ。死ぬまでに引き金くらいは
引けるんだ。
ダンディ 知ってるさ。
ピカロ …これは脅しじゃねえぞ。
ダンディ やれよ。
間
ピカロ …バ、バカバカしい!ホレ!女は返してやる。
ダンディ どうも。
ジェニファー ダンディ。
ダンディ メリージェーン。大丈夫か?
ジェニファー もう…。
ピカロ ダンディ、次は撃つぜ。2回目はない。
ダンディ 楽しみにしてるよ。
ピカロ おい、引き上げるぞ。
アイリーン はい。
男 あ、ハイ。
ピカロ グズグズするな!
ピカロ、去る。
アイリーン、男、残る。
ダンディ 行かなくても良いのかい?
アイリーン あなたには関係無いわ。
ダンディ それじゃあ、お先に失礼するよ。
ダンディ、去る。