2012年8月26日日曜日

完成上演済み脚本「ダンディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」Ver.2.01 31P目。

アイリーン あら。

ダンディ  おお、CIA。何してるんだ?

アイリーン 何って、ピカロの容疑が固まったから、本部に連絡を。

ダンディ  ごくろうさん。

アイリーン あなたこそ何をしてるの?

ダンディ  そうだ、そんなことより、メリージェーンを見なかったか?

アイリーン いなくなったの?

ダンディ  ああ。そうだ良かったら一緒に探してくれ。

アイリーン 私はピカロの一味だって言ったでしょ。

ダンディ  厳しいね。お役所仕事は。

アイリーン まあ、ここは魔宮だから、罠にはまっているのか、迷子になっているか、そうじゃなかったら…。

ダンディ  なかったら?

アイリーン あんた以外にもいるでしょ?無類の女好きが。

ダンディ  あの豚野郎。

アイリーン ダンディ。

ダンディ  ん?

アイリーン ここから先は遊びでも冗談でもすまないわよ。

ダンディ  分かってるさ。

アイリーン 頑張ってね。お互い生きてたらまた会いましょ。

ダンディ  あんたもな。

 ダンディ、去る。

アイリーン、去る。

医者 ちょっと待って下さい。アイリーンはどこに行ったんですか?

男  ですから、本部に連絡を。

医者 え、じゃあ、これからダンディと対決するのに。

男  何行ってるんですか?ここで抜けるってことは、あとで出てくるってことなんですよ。

医者 なるほど。

男  一方、ピカロは。

ジェニファー 私をどうしようっての?

ピカロ    どうもこうも、こうしてアークの間にご案内しました。

男      ひひっ、親分こいつ上玉ですぜ。

ピカロ    レディの前だ。上品にしろ。

男      すんません。

ピカロ    申し訳ない。下品な部下で。

ジェニファー 反吐が出るわ。

男      このアマ、親分になんて口の聞き方するんだ。

ピカロ    良い。

男      え、でも…。

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