ミユ あ、これ、辞典みたいになってるんだ。えーっと、チョコチョコチョコチョ…あった。
えーっと、なになに?「おいしいチョコレートはカカオ村にある。」?…これ、お話の
本かな?
ミユ、表紙をみたりする。
ミユ 何々、「カカオ村の行き方」?あれ?これ商店街の地図だ。丁度、帰り道かあ…。
カチヤ
図書 あったかい?
ミユ あ、これ、借ります。
図書 そうかい。じゃあ、これにクラスと名前書いて。
2人、図書室に移動する。カチヤ
ミユ、紙を受け取り、鉛筆立てから一本とり、書きこむ。(マイム)
ミユ 5年2組、坂本ミユ。
図書 じゃあ、確かに。
ミユ ありがとうございました。
図書 期限は一周間だからね。
ミユ、学校を出て、商店街に向かう。その途中で本を読んでいる。
ミユ えーっと、薬局とコンビニの間の道に入ったらいいのか?あれ?あそこに道ってあったっけ?
ミユ、商店街につく。他、3人で商店街をあらわす(未定)。夕方の商店街、幻想のフィルタ
ーがかかったような感じ。
ミユ おソバ屋さんがあって、薬局とコンビニの間に…あった。この道か。
ミユ、路地に入る。商店街の音が遠ざかる。
ミユ 最初の曲がり角を左に曲がって、曲がると赤いポストが見えて来るから、そこを左に
曲がって、曲がると道が3つあって、そこを左か…。「そこを進むとゲートが見えてくる。」…あ、ゲートって木で出来た門のことか。「これを抜けるとカカオ村に着く。」か。
ミユ、ゲートをくぐる。異空間が広がる。
ミユ うちの町内にこんなところあったんだ。
村娘(マナミ役)、入ってくる。
ミユ あれ?マナミちゃんだ。