2012年8月26日日曜日

完成上演済み脚本「ダンディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」Ver.2.01 27P目。

おっさん いや、この女が訳分からんことを言い出して。

若い女  分からないのは富井さんよ。

医者   ああ、なんとなく。

男    ボブさん、お菓子おいしかったです。

ボブ   喜んで貰えて、幸いだ。

医者   富井さん、そろそろ戻らなくて大丈夫ですか?

おっさん 大丈夫大丈夫。

若い女  大丈夫なの?

おっさん ああ、期待って、なけりゃないで楽なんだ。

男    大丈夫ですか?

おっさん 大丈夫だ。

医者   何を話されてたんです?

男    カッコ良い男についてです。

医者   ドラマの話じゃなかったんですか?

若い女  私は続きを聞きたいって言ったんだけど、皆一緒にって。

男    折角ですから、皆さん一緒に話し方が。

医者   すいません。わざわざ。

男    じゃあ、話を続けましょうか?

おっさん ところで、そのダンディってのは?どんな男なんだ?やっぱり、俺のような…。

男    …そうですね。ボブさんが近いと思います。

おっさん …。

ボブ   私が?

男    ダンディはワイルドな風貌なんです。

ボブ   このジーンズが。

若い女  ねえ、私は?

男    ジェニファーです。髪の感じとか。

若い女  だと思った。

おっさん おい、俺はダンディじゃないとすれば、誰だ?

男    富井さんは大富豪ピカロだと思います。

おっさん そうだろう。このジャケットは少し高かったんだ。

男    そのお腹の感じなんかドンピシャです。

おっさん …。

男    先生はアイリーン・ルウにそっくりです。クールな感じと、何しろ白衣ですから。

医者   私がCIAのアナリストですか。

おっさん で、あんたは?

男    僕はピカロの手下です。スーツにネクタイなんですよ。

おっさん ほう。

若い女  どんな人なの?

男    いつもどこかぬけていてピカロの足を引っ張っている。そんな役です。

 男を中心にして他の人は背景になって行くようなイメージ。

ブログ アーカイブ

zen back