2012年8月16日木曜日

樹幹解析に関するプログラミング卒業論文のレジュメ省略部分6・7P目。

 平均、分散、(標準偏差)、変動係数

八点、自分を入れて9点の濃度の平均を求める。

→突発的な傷、汚れをを緩和する意味もある。一点だけの信頼性は疑わしい。

八点、自分を入れて9点の濃度の分散を求める。

 年輪を堺にして分散の大きな変動がある。

  →年輪には何ピクセルかの幅がある。

 年輪の縞の入脱の際、変動が大きくなる。

八点、自分を入れて9点の濃度の変動係数を求める。

 分散だと、明るい所(つまり数値が高い所)ほど分散の値が大きくなるので、心材部、辺材部での数値の変化を緩和するため。しかし、限界がある。

本プログラムで検出する年輪界に注目すると、ミョウケンスギの場合は色合いが暗い部分と明るい部分の境界であることが分る。数値的に見れば数値が低い部分から高い部分に移る所である。

 (中心から各方向という説明をもう少ししっかりと。)

Ⅱ章 プログラムに実装化向けて

 Ⅰ章で述べた基本的な考え方に基づいてプログラムを作成した。しかし、円板画像の持つ数値的特徴を理解することは試行錯誤の連続であった。そこでⅡ章ではまずコンピューター内での画像の扱いについて概説し、円板画像を扱い知り得たこととプログラム作成初期に考えた基本的な検出方法、そしてその問題点を述べⅢ章に移ることにする。 

Ⅲ章 プログラムの実装化 -近傍八点について-

 円板画像は常に予期せぬ物(ノイズ)が現れる可能性がある。Ⅱ-3で述べた問題のいくつかはそのノイズが原因のひとつになっていたと考えられる。先ずその問題を解決するために近傍八点という考え方を導入した。Ⅲ章では近傍八点の説明をし、そこから得られる情報について説明し、プログラムの実装化を図る。

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