若い女 へえ。
男 それでは、話を続けますよ。
おっさん 待ってました。
若い女 ねえねえ、ジェニファーはどうなるの?
男 それは最終回のお楽しみです。
おっさん いよいよ最終回か。
ボブ ダンディはどのように死んだんだい?
男 はい、それは…。
「ダンディ・ジョーンズ」(男の解説付き)
男 最終回はピカロとダンディが対決している所から始まります。
ピカロ お前はアークを何か宝物のような物と思ってるんじゃないのか?
ダンディ 違うのか?
ピカロ 馬鹿野郎が。
ダンディ なんだ。どうだってんだ。
ピカロ 冥土の土産だ教えてやろう。
ダンディ そいつはご親切に。
ピカロ この魔宮を作らされた連中は、なんでも、休まず働き続けたそうだ。
ダンディ それは知ってる。
ピカロ あ?
ダンディ いいや、なんでもない続けてくれ。
ピカロ アークには、アークから滴り落ちる水滴には、疲れを吹き飛ばす、正確格には疲れを感じさせない不思議な力があるんだよ。
ダンディ まさか…。
ピカロ そう、今で言う麻薬さ。もっとも成分は水とほんの少しのミネラルなんだがな。
ダンディ 金の亡者か。
ピカロ 世の中のには科学で説明出来ないことがあるんだ。
ダンディ 科学で説明できないから税関も素通りか。
ピカロ 「ジャングルのおいしい水」ってわけさ。この「おいしい水」を飲め
ば、みんな、悩むことなく幸せに暮らせる。
ダンディ 豚野郎が。
ピカロ 豚は意外と清潔好きだ。
ピカロ、銃を構える。
男 珍しくダンディがピンチです。でも、2週に一回はピンチになるんです。映画なら1時間半で済みそうな内容を1クールでやるんですから。敵も大富豪一人なんです。でも、ダンディがピンチになると息を飲むんです。たとえ決着がつかないことが分かっていても。