精霊 「「「見ようと思って。」」」
ミユ うん、分かったやって見る。
ミユ、頑張って見ようとする。精霊達出てくる。
精霊1 見えるかな?
ミユ あ、見える見える。
ミユ、精霊達を眺める。精霊3を見て。
ミユ あれ、良太。良太じゃない。
精霊3 良太?僕の名前は§∞♂だよ。
ミユ え?なんて?
精霊3 §∞♂。
ミユ え?
精霊3 §∞♂。
ミユ は?
精霊1 ああ、そうだ。精霊の名前は人間には聞き取れない音域にあるんだ。
ミユ それ、じゃあ改めて紹介するよ。
音響、照明、入れようか。
精霊1 食いしん坊の彼は§∞♂。紅一点の〆∀♀。そして、僕がこのチームのリーダーの♪±
♂だ。
精霊2 どうも、初めまして。
精霊3 初めまして。
ミユ 名前の聞こえない自己紹介って全然意味無いな。
精霊1 それじゃあ、僕達が出て来たわけだし、森に入ってもらおうか。
精霊2 ささ、早く。
ミユ ちょっと、まって。
精霊1 ん?
ミユ あなた達が出てきても、私は森でやっぱり迷うんでしょ?
精霊1 そりゃあ、まあねえ。
精霊3 それが僕達だからね。
ミユ ソレって不公平じゃない?
精霊達 不公平?
ミユ だってそうでしょ。私は森を歩くしか出来ないし。大体、あなた達、3人がかりじゃな
い。
精霊3 まあ、そりゃそうだけど…。
精霊2 でも、こういう場合ってそういうものじゃない?
ミユ 私は納得いかない。
精霊1 君、さっきからワガママ言い過ぎだゾ。
ミユ じゃあ、森の外通ろうか。
精霊1 え、いや、それは…。
精霊3 よけいなこと言うな。リーダー。
精霊2 それじゃあ、どうしたらいいの?
ミユ 正々堂々ショウブしない?
精霊2 勝負って?
ミユ 例えばジャンケンとか…そう、私はあなた達、3人の誰かに勝ったら勝ちってことで、
あなた達は全員が私に勝ったら勝ちってのはどう?
精霊1 ちょっと、まてソレはどうなんだ?
ミユ カクリツ的には平等だと思うけど。
精霊1 カクリツ…。ちょっと待て、相談する。
精霊達、相談しだす。その間、ミユは余裕で何を出すか考えてる。
未完。