2012年8月2日木曜日

演劇レポート「演劇とか演出とか役者とか」後輩に向けたモノ?

(本名)演劇レポート「演劇とか演出とか役者とか」

1.「はじめに」

2.「面白い演劇、面白くない演劇」

1.「はじめに」

 先ず初めに僕の好みというか好きな演劇について、以下のことはそれに順じて書かれていると思ってもらえると良い。言ってしまうと僕には嫌いな演劇はない。好みというのもそれほどないと思う。矛盾するのだが、僕は演劇自体が嫌いでもある。まあ、その辺のことはおいおい考えるとして、好みがないというのは「見るに当たって何かしら参考を得よう」と考えているからであって、ビラの印象とかで見に行かないということはないという事だ。無料で見に行けるものならほとんど見に行く。あと、まあ、地理的な要因などは考えるが。ただ、自分がやるに当たって余り好きではないのは「何か訴えているもの」、「説教臭いもの」、「伝え様としているもの」、などなどである。基本的に変化球好きだと思う。特に「伝えたり」とかそんなのは苦手だ。大学生がやることではないと思う。そんなのを見ると「高校でやっとけよ。」と思う。あと「上手くやっている」のもあまり好きでない。「上手くやる」より「荒くてもパワーがほとばしっている」のが好きだ。なお、この辺の好みは時としてコロコロ変わっているからなんとも言えないのだが。

2.「面白い演劇、面白くない演劇」

 面白い演劇、面白くない演劇というものを考える。僕はよく「演劇は死ぬほど見に行った方が良い」ということを言っている。それは面白いのは勿論そうだけど、面白くないものもそうである。むしろ、最初のうちは面白くないものを見に行った方が良いかも知れない。「反面教師」という言葉がある。役者の練習をやり始めた頃、演出や上回生から注意されることがある。それは僕本人を含めて、今までの1回生を見ているとほとんどがあてはまる。同じ事を何回もいったのを覚えている。よその劇団を見に行くと、特に面白くないところ、まあ下手な所は、そんな注意をばっちり舞台上で再現してたりするからだ。そんな時、僕は「ああ、先輩の言ってたことはこういうことか。」と思った。面白い所や上手い所では、こんな思いはできないだろう。とても勉強になると思う。役者もそうだが、演出もそうであると思う。

 僕は演劇が嫌いだと言ったが、それは「基本的に演劇がつまらないもの」と考えているからだ。演劇はつまらない。だとしたら面白い劇はどうして面白いのだろうか?それは脚本や演出や役者や効果が良いと言うことがあるどうが、それは面白くないことをやっていないからでもある。前向きな考えではないが、面白いものをするということは、面白くないことをいかにしないかでもある。そういった意味で面白くない、下手な演劇を見ることは勉強になる。ただ、見たものを分析することは必要だが。ただ、面白くないことをしないという観点だけで演劇をしても必ずしも、面白いものが出来るかと言えば、必ずしもそうでもない。ただ、こういった考え方も必要だと思う。

3.「演劇における文系、理系」

 演劇は一般的に文系の分野だと考えられているのではないだろうか?


3で力尽きる。

2002年に書いている、ということは、後輩にあてた文章だったんだろうけど。

途中で止まっているということは、誰にも見せてなかったのだな。

この考えは、今では、ちょっと変わってきているけど、そんなに、変わってないかも知れない。

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