2012年9月23日日曜日

惑星ピスタチオに影響され、重機人間ユンボルの登場前に書いていた未完成脚本・ドライバーズ・ハイのまとめ。


重機人間ユンボル (ジャンプコミックス)

 

惑星ピスタチオ

惑星ピスタチオ(わくせい - 、英語表記:PLANET PISTACCIO)は、かつて存在した日本の劇団。座長は腹筋善之介、座付き作家・演出家は西田シャトナー。1989年の旗揚げ以後、関西の小劇場を中心に活動。2000年、解散。
小道具などを一切使わず、パントマイムと膨大な説明科白を駆使して場面描写や登場人物の心情を表現する「パワーマイム」と呼ばれる手法、そして一人多人数役を次々に切り替えながら多くの役をこなす「スイッチプレイ」等、独特の演出法が話題となる。動員2万人を誇り、「劇団そとばこまち」や「劇団☆新感線」、「劇団MOTHER」などと並んで関西を代表する人気劇団となった。

宇宙から降り立つ巨大ロボット、数万人の武士による合戦、バクテリアと戦う白血球のミクロの世界、宇宙空間での戦闘シーン、生身の体による音速走行のデッドヒート、 異国のサーカス、のどかな田園風景を走る列車まで、演劇化不可能と思われるありとあらゆる表現をパワーマイムと一人多人数役で行った。惑星ピスタチオ - Wikipedia

 

『重機人間ユンボル』(じゅうきにんげんユンボル)は、武井宏之による漫画作品である。サブタイトルに「JUMBOR BARUTRONICA」が付与されている。土木・建設工事に関する要素を世界観に取り入れているのが本作品の特徴である。連載話数の単位は「第n工程」。

連載終了後、『ウルトラジャンプ』2009年11月号、2010年3月号にて、本編の約300年後を描いた読み切り『ユンボル -JUMBOR-』が掲載され、2010年8月号からストーリーを一からリセットし、再度連載中。
2007年3号 - 14号 重機人間ユンボル - Wikipedia

 

これまでアップしていた元のワードファイルが2001年とか、2002年のファイル更新日時なので、実に、『ユンボル』が連載される5年前に、工具をテーマとしていた脚本を書こうとしていた訳です。

まぁ、重機と工具って違いますけど、登場人物とか、割とかぶっているのじゃあないかな。1人くらいはかぶっているハズ。まぁ内容は、Dの意志のパロディとかあるので、ワンピースの影響とかも受けているのですが・・・。あ、シャーマンキングの影響も、モロウケですね。

そもそも、この脚本を書こうと思ったのは、今は、もう惑星だけに消滅している『惑星ピスタチオ』という劇団の破壊ランナーとかを見た関係で、「肉体で表現するスゴイ脚本を書いてみたい」ということで、生身と素手と工具一本で、戦車とかをバラバラに分解するストーリーを考えた訳です。

書いた内容は、天下一武道会的な展開までですが、そこは、中盤で、大会に潜んでいた裏の意図とか、陰謀とかが出てきて、後半のクライシスに繋がる予定でした。フロントミッションのオープニングとか、中盤の陰謀のシーンをイメージしていたのじゃないかな?

 

この脚本の世界感、世界設定は、生産する先進国と、分解する発展途上国。インドかどこかで、使い終わったタンカーを人力で分解されている様子をテレビか何かで観て着想した感じでした。電気ドライバーが『締める方向にしか回らない』というムチャな設定を考えていましたが、よく考えると、単純に機械化された生産と、人の手による分解で良かったかも知れません。

たしか、超人の域にまで達した分解士(ネジ師w)を兵士として軍事徴用するとか、そんな展開を考えていて、その辺りはもフロントミッション的ですし、FF7からの影響もあったように思えます。確か、武力に乏しい主人公達の国の軍部が、世界の逆転を企んでいたとか、そんな感じだったかな。

 

構想の詳細は忘れましたが、ラストシーンは、超巨大戦艦が空から降ってきて、主人公が、単身、空中で分解して、視界がホワイトアウトして、今風で言うなら「ゾーン」、作品タイトルの「ドライバーズ・ハイ」の領域に突入して…みたいなのを考えていました。

一番最後のシーンは、いつもの日常、ガラクタの山の中で働く主人公と親方、遠くにシャシーだけとなった、巨大戦艦の骨組みが出て、「ドン!」という感じで終る絵を想像していました。

 

…まぁ、演劇でどうやって表現するのか?という・・・。もしかしたら、台詞の並びですけど、キャラ設定などと、中盤の入り口くらいまでは書けていて、最後の展開まで考えているので、小説とかにすれば良さそうなモノですが・・・。

もう、10年も前に考えていたことなので、ネタの鮮度は、落ちてますよね。きっと。当時、小説を書くこともしていたら、小説で書いたのかも知れません。

以下がページのまとめです。まぁ「未完成脚本・ドライバーズ・ハイ1P目。」から『次へ』で進んでいくのが便利だと思いますが。

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